YOっちゃんの投資備忘録

メイン投資家+副業でフリーランスの仕事。ファンダメンタルを考慮した長期投資はセンスが無いため、短期の逆張りスイングメイン。ほぼ完全にシステムトレードに乗ってます。

01/22 なぜベイズ推定をしない(-0.3%)

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僕の趣味&収入源として今でもパチスロはよく遊んでいる。

以下、やらない人には全く伝わらない話。

当然ながら勝つためには設定推測を行い、低設定(期待値マイナスの台)の可能性が高ければなるべく早くその台から離れ、逆に高設定(期待値プラスの台)の可能性が高ければなるべく閉店まで打ち切ることが必須である。

機種ごとに、大当たり・小役(チェリーやベルなど通常時に揃う役)・演出発生率などにおいて微妙に設定ごとの確率差が設けられており、設定ごとの確率は専門誌による解析などにより台がリリースされてから一定期間経つと皆の知るところとなる(インターネットにもこうした攻略情報は公表される)。

例えば設定が「高」・「低」の2種類しか無いとして、高だと1/10、低だと1/20の確率でベルが揃う機種であれば(※実際にこんな極端な差があることは稀だが)、自分が100ゲーム回して9回ベルが揃えば、高設定の可能性の方が高いという「情報が得られる」。

で、こうした設定推測を行う上で必要なのが、上記の設定ごとに差がある要素を正確に「カウント」し、どの設定である可能性が高いのかを「推定(ベイズ推定なる計算)」するのだが、実際世の中では前者(カウント)だけをかちかちくん などで行い、後者(推計)は頭の中でアナログに判断するという”笑い話”のような人が結構いるのだ。

当然現在は「かちかちくん」などという専用ハードを使わなくてもスマートフォンのアプリでカウントできるものもあるのだが、カウントするだけで推定(=ベイズ推定)をやらないアプリが山ほどあり、なぜこういう状態でリリースするのか不思議で仕方がない(※ベイズ推定のやり方を理解していないから???)

先程の例で言えば、もともとの「高」「低」の確率が仮に半々だとして、「100G回して9回ベルが揃う」という現象からベイズ推定すると、

高設定の確率:低設定の確率≒79%:21%

となり尤度比で高設定が4倍程度もっともらしいと計算できる。

実際はベルという1要素だけではなく、様々な設定推測要素を組み合わせて推測するわけなので、こんな計算を頭の中で正しく行うのは不可能だ。

上記は明らかに高設定の確率に高そうと直感的にわかる例だったが、例えば「1000G回して75回ベルが揃った」場合はどうか。7.5%なので確率的にはちょうど高・低の中間くらいだが、ちゃんと計算すれば

高設定の確率:低設定の確率≒88%:12%

と圧倒的に高設定の可能性が高い。

にも関わらず、プロライターなどですら「4要素のうち3要素が高設定寄りならば…」「ベルとスイカの合算の確率でみると…(※合算すれば無駄に情報量が減るだけで何のメリットもない)」みたいな適当なことを言う人が山ほどいる。

逆に言うとこのレベルじゃないと、理解して実践できない読み手(受け手)が多いってことなのかね。学生時代に勉強した確率論のこととか何も覚えてませんって養分はいくらでもいる世界だからねー。

パチスロをやらない人に興味半分で「勝つ方法」を聞かれるが、やっていることは上記を設定推測アプリ(もちろん計算機能付き)で地道にやって、推測結果に従って打ち続けるか、他の台に移るかを判断するだけだ。これだけで間違いなく長期的な収支はプラスにできる。

つまり、株に比べれば圧倒的に難易度は低い。もちろん稼げる額も小さいがwww


この堅調相場の中で4銘柄が約定。 さすが今日下げてるだけあって、チームスピリット以外は含み損モードw 全部ロングポジなのに今日マイナスの人って珍しいんじゃねー(´・ω・`)

<現物>
取引なし

<信用>
新規買い:enish(3667)、チームスピリット(4397)、WSCOPE(6619)、インターアクション(7725)

本日PF損益 -0.3%(前月末比:-0.9%、前年末比:-0.9%)